東京都内にあるミシュラン星を獲得したレストラン6軒
日本の首都・東京は、世界的にみても有数のグルメ都市であり、ミシュラン星を獲得しているレストラン数が世界で最も多いといわれている。他にも、サンペレグリノが公式スポンサーを務める2021年度「アジアのベストレストラン50」では、東京から7軒のレストランがランクインしているが、ミシュラン星付きのレストランにはどんなお店があるのだろうか?以下にて、東京のミシュランレストランを見ていこう。
1.銀座小十
ミシュラン2つ星を獲得している日本料理店「銀座小十」は、日本の伝統的なコース料理である懐石料理を味わえる、東京で最も人気のあるお店の一つだ。カウンター席から料理が巧みに創作される様子を眺めることができ、まるで自宅のリビングで食事をしているような気分になる。季節ごとに変わるメニューは、伝統的な日本料理が中心だが、ユニークなアイデアが用いられた品々もある。店内は狭くて、値段もお手頃なので、事前に予約しておくのが望ましいだろう。
2.神楽坂 石かわ
ミシュランの3つ星を獲得している「神楽坂 石かわ」。秘密の路地にある店内まで案内してくれる気の利くスタッフや、ゲストとの会話を楽しむ料理人など、あらゆる面においてプライベートなダイニング体験が楽しめる。前菜から椀物、刺身、焼き物まで、コース料理には数多くの一品が用意されている。また、給仕係のスタッフは全員、芸者街としての新宿の伝統に敬意を表すために、着物を身につけている。
3.ガストロノミー”ジョエル・ロブション”
世界各地で複数のビジネスを成功させた有名シェフ、故ジョル・ロブション氏の名を冠したレストラン。恵比寿ガーデンプレイス内にあるミシュラン2つ星のレストランで、セットメニューやアラカルトメニューが充実している。特にお勧めなのは、京ぶどう餅、フレッシュアーモンドアイスクリーム、豆乳、ハチミツクーリ添え。
4.L’Effervescence(レフェルヴェソンス)
「L’Effervescence」とは、フランス語で「泡」「人々を集わす」「活気」などを意味し、なんともミシュラン3つ星レストランにふさわしい表現だ。国産の最高級食材をふんだんに使用し、フレンチ専門店である同レストランは、マクドナルドのアップルパイを高級にアレンジしたアップルパイで有名だ。この高級パイには、イノシシ肉またはセージと松茸が使用されており、テイクアウトすると赤い箱に入れられて提供される。
5.NARISAWA(ナリサワ)
NARISAWAを手がける成澤由浩シェフは、イタリア、フランス、スイスで料理人としての研鑚を積み、ヨーロッパの調理法を巧みに取り入れた料理を届ける。また、同氏は地球環境にも配慮しており、国産の新鮮な食材を使用し、日本ならではの四季をイメージしたレシピを考案している。ミシュラン2つ星を獲得した同レストランは、目の前で焼き上げられる「森のパン」とコケに見立てたバターが有名で、テーブルで食事をしながらも里山の風景を眺めているような気分になる。
6.龍吟
ミシュラン3つ星を獲得している「龍吟」は、日本料理の伝統的な手法と革新的な一品をミックスさせるのが上手く、季節のフルコースとアラカルトで構成される料理が味わえる。また、液体窒素で凍らせたリンゴ果汁のシャーベットなど、温かい食材と冷たい食材を組み合わせた料理が多いのも特徴的だ。