世界一おいしいカジノレストランBEST3

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一般的に、カジノに行くのはギャンブルをするためであるが、巨大なカジノリゾート施設ともなれば、ライブイベントを楽しんだり、プロギャンブラーと交流したり、きらびやかなラスベガスの街並みを満喫したり、さらには敷地内にあるたくさんのバーにも行ってみたくなるだろう。ギャンブルをあまりしない人でも、こうした過ごし方はすべて映画できっと見たことがあるはずだ。そして、映画ではあまり語られないが、世界有数のトップレストランは、高級レストランとは縁のないような場所にあることもあるのだ。

ゲームの合間に極上の料理を求めるハイローラー(=高額を賭けるギャンブラー)たちは、テーブルゲームやスロットマシンでの興奮が冷めやらぬうちに、世界有数のレストランに足繁く通う。中には、世界的に有名なシェフが経営する人気レストランもあり、珍しい郷土料理や多国籍料理などハイエンドな食事が楽しめるので、レストランを訪れるだけでもカジノに行く価値があるだろう。もちろんその逆も然りで、せっかくカジノを訪れたのなら、その土地の料理を食べてみるのもいいだろう。

Robuchon au Dome(マカオのグランド・リスボア内)

グランド・リスボアの43階に位置するレストラン、Robuchon au Dome(ロブション・オウ・ドーム)。卵型をした大きなガラスドームの中にあり、そこから見られる息を呑むような眺望もステキだが、そこで食べられる美食も見逃せない。同レストランは、街で一番の眺望を誇っていると同時に、なんとミシュランの3つ星を獲得しているのだ。フォアグラを詰めた鳥のキャラメリゼや黒トリュフのマッシュポテトなど、ジョエル・ロブション氏が手がけるモダンな高級料理を堪能できる。

世界の新・ギャンブル中心地マカオにて、街全体を眺めながら世界最高峰の料理を味わうなら、ぜひこのロブション・オウ・ドームを予約してみよう。

Le Tren Bleu(モナコのカジノ広場内)

モナコは世界の富裕層や著名人がこぞって集まる遊び場であり、特にカジノ広場はこの街で最も有名なスポットの一つだ。19世紀の傑作であるこの宮殿の入口には、レストラン Le Tren Bleu(ル・トラン・ブルー)があり、クラシックなデザインで装飾されている。

この店名を聞いてフランスの高級レストランを想像される人もいるかもしれないが、同レストランでは世界的にみても数少ない”オート・イタリアン”のコースを提供している。シェフのティエリー・サエズ=マンザナレス氏は、ラングスティーヌ、天然シーフード、仔牛のサルティンボッカなど、イタリアを彷彿とさせる本格的料理を用意してくれる。格式の高い貴族や王国の人々が召し上がる真の食事を知りたいなら、モナコでこの店に行くべきだろう。

Waku Ghin(シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ内)

シンガポールといえば、ラグジュアリーと美食のイメージがあるが、世界で最も高い超高層ビル、マリーナ・ベイ・サンズの中にあるレストラン、Waku Ghin(ワク・ジン)も例外ではない。世界で最も偉大なシェフの一人である日本人の和久田哲也氏が率いる同レストランは、店内にわずか25席しかない。

つまり、ワク・ジンで美食を堪能できるのは、ごく限られた幸運な人たちだけなのだ。メニュー紹介には、「オーストラリア産の新鮮な旬の野菜を、フランス料理の技法と和食流の盛り付けで表現」と説明されている。マリーナ・ベイからの絶景を見下ろしながら、伝統的な日本酒や和風カクテルを楽しむ…、まさに一生に一度のダイニング体験となることは間違いないだろう。